時は前作を遡る事数百年、既に滅亡していたミッドガルド大陸北端の島にある都市「ディパン」がまだ栄華を誇っていた時代のお話です。
かつてオーディーンに戦乙女として仕えていたシルメリアは、ある事件がきっかけでオーディーンと対立し、強引に人間に転生させられてしまいます。
その器となった体が、ディパン国の王女アリーシャ。
本来ならば、シルメリアの意識は封印されるはずでしたが、彼女の意識はアリーシャの中で目覚め、アリーシャは二つの精神を持ち合わせる事になってしまいます。
そんなアリーシャの姿は周囲には奇妙なものにしか映らず、彼女は父王に見捨てられ、古城に軟禁されてしまいます。
また、シルメリアの覚醒を知ったオーディーンは、運命の三女神の長女アーリィを彼女に差し向けるのでした。
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